VimAdventCalendar2018 12/7 の記事です。
前回はRubyの入力補完にはこのようなものがありますという説明もしたように想います。
想えば、Vimのプラ銀作者というのは雲の上のような存在でした。
それがTwitterなどのSNSで教えていただき、かなり攻略できたので、
入力補完のその先をまとめて書いていきたいと想います。
ruby-dictionary3を作り、[D]と表示できるまで、設定をGitHubに乗せてましたね。
この辞書はVimだけでなく、Emacsのauto-completeにも表示できることがわかりました。
私はrobeと共に使用しています。重複しますが、独自定義できるのは、やはり便利です。
この辞書は、neocompleteやdeopleteなどに対応しています。
レポジトリに記述方法を書き記しました。
その後、私はVim/Neovim用のdeopleteを利用するBignyanco(ねこだるま)という、
ruby-dictionary3の単語の羅列を、プラ銀内で完結する、プラグインを書きました。
Rubyの単語追加は、自給自足できるようになりました。増えれば、自分で追加するというものです。
Vimのプラ銀を書きたいと常々思っていたので、
想いは形になると、念は力を持つと、やる気こそ能力だと、
そういう考えでいます。人によりけりですが、私はそんな人です。
ねこだるまのスクリーンショットをdeopleteで追加もしてもらえました。
あと、Tea_Coffee(java)、bistro(html)、も作りました。
deopleteが動作するPython3では、リスト型であれば、単語を追加できるようです。
数学や算数をするときに、暗算などの式を書かずに答えを書く習慣はありませんか?
私は:UpdateRemotePluginsというのが長いので、vim-com(ショートコマンダー)という、コマンドを短縮するプラ銀も作りました。
私にはとても便利な機能です。:のあと↑キーとかで表示されますが、履歴が消えるとまた入力しなおすのはつらいですね。
さらに、自分が作っているシェルzinbeijettは、
:!engine オプション 検索文字列 正規表現または単語
結果が表示できることがデバッグでわかりました。
これも、単語検索で利用すると捗るかもしれません。もちろん、zinbeiも動作しました。
2018年はVim/Neovim/Emacsで使えるツールをいろいろ作りました。
今年の振り返りと長文に付き合っていただきありがとうございます。
[リンク]
※ GitHubのレポジトリ、記事の参照先。
※ deopleteの本家から、抜粋。掲載されている動画。
※ GitHubのレポジトリ、記事の参照先。
※ GitHubのレポジトリ、記事の参照先。
※ GitHubのレポジトリ、記事の参照先。
※ GitLabのレポジトリ、自分管理。
※ GitLabのレポジトリ、自分管理。
zinbeiはSJISです。Windowsを想定しています。
zinbei2や、zinbei0などもあります。
ライセンス上、リンクは省略。
自作のMITライセンスの作成物をまとめました。
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おや、最後まで読んでくれましたね。では、もうひとつ自作レポジトリの紹介。
このビルドを使えば、IntelliJとVimの連携をすることができます。
もちろん、IntelliJはレポジトリのREADMEにあるようにバージョンは古めです。
設定もそこに書いてあります。
シンプルに、IntelliJでプラグインを追加、.vimrcに記述を追加。
SyntaxCheckとTea_Coffeeで立派なJava用Vim開発環境ができますよ。
※ 設定通りならばIntelliJを起動した状態のまま(編集先のファイルを開いて)、
※ Vimを開いて(IntelliJで開いたファイルを)編集します。
※ Neovimはできなかったはずです。
※ WindowsもUnixも動作確認済みです。
今年もありがとうございます。来年もよろしくお願いします < org
